セッション時間 10月9日(水)14:00 – 16:30
対象とする聴講者
以下のような問題意識をお持ちの方
・ 再利用しやすい文書を作りたい・知りたい
・ スタイルを使いこなしたい
・ Word の経験が少なく、文書の作り方の基本を学びたい
・ 構造化文書のイメージをつかみたい
セッションの企画意図と概要
ビジネスで作成する文書には、「読みやすい」ことは当然として、「修正しやすく再利用しやすい」ことが求められます。そのキーとなるのが「スタイル」で、あらかじめ適切なスタイルを用意しておき、入力したテキストに、その文書内での属性に応じて「スタイル」を適用していくことが、文書の望ましい作り方となります。しかしこの「スタイル」も、個々の文書ごとに作っていては生産性の向上にも限界がありますし、文書間の統一性も難しくなります。そこでこのセミナーでは、まず汎用のテンプレートを作り、そこに基本となる「スタイル」のセットを作って、スタイルを使いながら文書の作り方を学びます。
講義の内容
主な内容(予定)
> 生産性を高めるための基本的な作法について
スペースデータやタブデータでインデントしない
段落記号を使ってアキ行を作らない
表を使ってレイアウトする
図はファイルにして行内に挿入する など
> 汎用のテンプレートを作る
版面を設定する
ノンブルを入れ、ヘッダー・フッターの書式を設定する
スタイルセットをインポートする など
> スタイルを適用して文書を作る
段落スタイル・文字スタイルの設定と適用
表のスタイルの設定と適用
図を挿入する
表を使ってレイアウトする など 補足
◆受講者へのお願い事項:
・ パソコンをご持参ください。
・ 持参するパソコンに配布資料をあらかじめダウンロードしておいてください。
・ Windows11、Word2021 を使って説明しますが、これらが異なっていても受講には差し支えな
いと思います。
定員
30名
当日の資料
お申込みされた皆様には、ダウンロード用のパスワードを別途メールにてお知らせいたします。
なお、パスワードの共有はご遠慮ください。
講師
片山 雄次 TCエキスパート、駿河台大学非常勤講師
プロフィール
1980年よりTC業界に身を置き、「わかりやすいマニュアル」をテーマにして、「トピックマニュアル」の嚆矢となった携帯電話内蔵の「使いかたナビ」をはじめ、携帯電話で見るhtmlマニュアルなど、さまざまなマニュアルの設計・制作に取り組む。TC協会主催ジャパンマニュアルアワードの受賞歴も多数。
著書:「Wordで作る技術文書作成のトリセツ」日本橋出版2021年
企画担当
山崎 敏正 TC協会