TC17 【ワークショップ】ノーコードで始めるチャットボット作成 ~生成AIを活用した作成のコツ~(2024.10.2更新)

セッション時間 10月10日(木)10:00 – 12:30

対象とする聴講者

テクニカルライティングに関わるエンジニア
生成AIを活用したコミュニケーションに興味のある方

セッションの企画意図と概要

生成AIは、業務効率化などのビジネスへの影響と同様に、システム構築にも大きな影響を与えています。要件定義における抜けや漏れを検出するために、大規模言語モデルを活用する試みが行われ、最近では、成果物そのものを生成AIで作成する動きも出てきています。
生成AIの活用は、システム構築のあらゆる工程に影響を及ぼし、従来の仕事の形を大きく変える可能性があり脅威であると同時に大きなチャンスでもあります。
本セッションは、ヤマハ株式会社様にご協力いただき、同社のマニュアルを活用して、チャットボットを構築する手法をハンズオンで説明します。

講義の内容

プログラミング知識がなくても誰でも簡単にノーコードで、オリジナルのチャットボットを構築し、その公開方法を学ぶハンズオンです。本セッションでは、生成AIの最新動向に触れ、実際の業務やプロジェクトでの活用に役立つChatGPTの使い方、使用上の注意点についても解説します。

※ハンズオンを一緒に行い、学びを深めるためには、インターネットに接続されたパソコン、ChatGPTのPlusアカウント(有料)、Googleアカウント(無料)が必要です。当日までにお準備いただくことをお勧めします。

講義内容

1. 生成AIの概要と動向

ChatGPTに代表されるテキスト生成AIに加え、画像生成AI、音楽生成AI、動画生成AIなど、さまざまなメディアに対応した生成AIの紹介と活用法について解説します。

2. GPTsの基礎

独自のチャットボットを構築するGPTsの基本概念とその機能について説明します。ノーコードでオリジナルのチャットボットを開発する仕組みや注意点を解説し、開発に必要なツールであるGPT Builderの基本操作などについて解説します。

3. オリジナルのチャットボットの構築

マニュアルを知識として与え、専門的な会話や質問応答が可能なオリジナルチャットボットの作成方法を詳しく説明します。また、PDFなどのファイルを知識としてチャットボットに与える具体的な設定方法も示します。

4. GPTsの公開と収益化

開発したGPTsを公開し、収益化する方法を説明します。GPT Storeへの登録方法と公開手順を学び、自分の作成したチャットボットを広く公開する、または仲間内でシェアするなど、公開の方法を理解します。

5. 外部知識の利用

応用編として、外部サービス(例:郵便番号から地名変換サービス、天気予報など)と連携するためのカスタムアクションについて解説します。ハンズオンでは、外部サービスと連携するオリジナルチャットボットの構築方法を学びます。

※東京/京都いずれでも実施します。内容は変わりませんが、京都では対面なので人数の上限を30名に限定します。

定員

30名

当日の資料

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講師

井上 祐寛 (株)クレスコ

プロフィール

株式会社クレスコ入社後、銀行向けシステムなど数多の開発にリードエンジニアとして従事。後に自社ソリューションとなる統合認証システムの基礎を独力で開発するなど、アイデアと技術でクレスコを牽引する。技術研究所での機械学習研究を経て、人工知能を強みとする部門に異動。現在はテクニカルエバンジェリストとして企業が持つ業務課題へのAI適用に関するコンサルティング、機械学習に関する技術支援及び、金沢工業大学 客員准教授、執筆、講師など社外でも精力的に活動中。著書「Pythonで学ぶ『AI・数学・アルゴリズム」(2023年6月、日経BP)、「自分で作る深層学習フレームワーク」(日経ソフトウェア2022年7月号〜2023年7月(連載)、日経BP)など。

企画担当

村田 珠美 (株)三六六
森口 功造 (株)川村インターナショナル

企画協力

山本 知広 ヤマハ(株)