[KP04P]「わかる」と「できる」の違い part2

分類

企画、認知心理学、社寺建築、堂宮大工

ターゲット

ライター、ディレクター

セッションの趣旨

「わかる」ことと「できる」ことには少し距離があるものと思われる。わかっているつもりなのに間違って使ってしまったり、取扱説明書を読んでわかったはずなのに失敗することもあるからだ。人に教わることと、取扱説明書を読むことはどう違うのか。取扱説明書は、どのような「わかる」を提供できれば「できる」にたどり着けるのかをディスカッションする。
手順ではなく対象を概念として把握することが大きく影響しているのではないかと考えている。
このディスカッションはパソコンの使い方と伝統技術の伝承という、極端な例で「わかる」と「できる」を検証し、どこまで(人ではない)取扱説明書に反映できるかを考える。
パソコンの使い方を教える/教わるという日常的な経験と、何百年単位で引き継がれる社寺建築の技術伝承の話が交差する。「社寺建築の現場にも江戸時代から取扱説明書があるんです・・・」と堂宮大工稲岡さんの話に驚かされる。
長いディスカッションになるのでpart1とpart2に分けた。
part1(8月のライブ配信)では「わかる」と「できる」の違いを中心にディスカッションする。
part2(10月のライブ配信)では社寺建築の取説『匠明』を元に取説で提供する「わかる」と「できる」をディスカッションする。

セッションのポイント

・宮大工ではなくて堂宮大工
・「わからない」の種類
・人が人に教えるとは
・パソコンの使い方を教わる
・社寺建築の学び
・「わかる」と「できる」の違い

・社寺建築の取説『匠明』の書かれた背景
・取扱説明書はどのような「わかる」「できる」を目指すのか
・「創造」と「使いこなし」


辻義人は「わかりやすい説明」が研究テーマ。
稲岡信頼は堂宮大工。会社が参加されている「伝統建築工匠の技:木造建造物を受け継ぐための伝統技術」は2020年に、ユネスコの無形文化遺産に登録された。伝統建築の現場から技術伝承の変化を語る。

「伝統建築工匠の技」の保存、活用及び発展を推進する会(略称:伝統建築工匠の会)ホームページ|トップページ (kenchikukosho.jp)

コーディネーター

清水 義孝 (株)クレステック

パネリスト

辻 義人 公立はこだて未来大学

稲岡 信義 (株)鳥羽瀬社寺建築

企画担当

鶴岡 克好 パナソニック ライフソリューションズクリエイツ(株)

企画協力